この記事では、防災の食品を何日分用意するべきか、また用意するべき食品のリストやおすすめの防災食を紹介していきます!
いつ襲ってくるかわからない大災害のために、防災用の食品はつねに準備しておきたいですよね。
備えあれば憂いなし…とは思うものの、こんなお悩みはありませんか?
・家庭用の備蓄食料は何日分必要かわからない
・防災リュックの持ち出し用非常食は何日分必要かわからない
・非常食として何を用意すればいいかわからない
・防災食をどう選べばいいかわからない
災害時の対策を知っておけば、もしもの時に心強いですよね。
そこで防災の食品は何日分必要か、おすすめ食品のリストや防災食の選び方などまるっと紹介していきます♪
<この記事でわかること>
・家庭用の備蓄食品は最低でも3日分必要!
・防災リュックの持ち出し用非常食は最低でも3日分必要!
・非常食は、水・ごはん・缶詰・レトルト食品・お菓子類を人数分用意する!
・防災食はネットで買えるセットがおすすめ!
それでは、詳しく解説していきます!
非常食をお探しの方には、こちらの商品がおすすめ♪
調理不要ですぐに食べられるレトルトパンは、すぐれものの非常食。
違う味を何日分かにわけて常備しておくのがおすすめです!

目次
防災の食品は何日分必要?ストックの目安とその理由

防災の食品は、最低でも3日分用意することが必要だと言われています!
と言われても、「3日分の食料なんて自宅で管理しておけるの?」と不安に思ってしまう人もいるのでは。
大切な家族の命を守るために、3日分という目安にも意味があるんです!
なぜ3日分の食料が必要なのか、そして効率的な食品の備蓄の方法について、わかりやすく説明していきます♪
家庭で備蓄する防災の食品はなぜ3日分必要?
災害が発生してから救援体制が整うまでに、3日かかると言われているためです!
災害によって、電気・ガス・水道などの生活インフラがダメージを受けてしまった場合、交通などのライフラインが復旧するのに最低3日は必要とされています。
また、災害現場の救助活動では、災害発生から72時間が被災者の生死を分けると言われています。
被災者の生存率が高い最初の3日間は、なによりも人命救助が優先されるのです。
そのため、被災地に支援物資が届くまでの3日間は、各家庭の備蓄で命をつなぐことになります!
最低限でも家族の人数×3日分、できれば7日分の食品を、日ごろからストックしておきましょう♪

家庭で備蓄しておく防災の食品は、何日分必要なんだろう?

災害にそなえて、しっかり対策しておきましょう♪
食料品の備蓄は、被災したその日に調理なしで食べられる1日分の備え、食料が届くまでの3日分の備え、食料の到着がおくれた場合の7日分の備えの3段階で行いましょう!
日常の食料を無理なく備蓄!ローリングストック法とは?
ローリングストック法とは、普段から家に食品を多めに用意しておき、賞味期限が近いものから食べて補給していく備蓄の方法です。
家庭用の非常食は、このローリングストック法で備蓄しておくことが推奨されています!
せっかく家庭に非常食を準備していても、買いっぱなしで賞味期限が過ぎていたのでは、すごくもったいないですよね。
ローリングストック法では、備蓄している食料や飲料水を、賞味期限が近いものから食べていきます。
そして、なくなった分を新たに買い足していきます!
こうすることで、賞味期限に余裕のある非常食をつねに一定量ストックしておけるのです♪

非常食の備蓄にも推奨されている方法があるんだね!

ローリングストック法のことは私も初めて知りました!
ローリングストックをする食品には、「常温保存できるもの」「そのまま食べられるもの」「賞味期限が長いもの」などのポイントがあります!
ローリングストックを上手く行うコツ3つ
ローリングストックのコツには、「賞味期限を書いておく」「身近な場所に置いておく」「備蓄品を食べる日を決めておく」の3つがあります!
<賞味期限を書いておく>
防災の食品を入れた段ボールなどに、目立つように大きく賞味期限を書いておきます!
わかりやすく書いておくことで、賞味期限切れを防ぎます♪

「何日分」など、箱ごとに分量を書いておくのもいいかもしれません。
<身近な場所に置いておく>
買いっぱなしで忘れてしまうことを防ぐためには、目につくところに置いておくのがいちばん♪
押し入れなどにしまいこんでしまわないで、台所の棚や引き出しなど、普段からよく開ける場所に常備しましょう!

目につくところに置くことで、防災の意識も高まります!
<備蓄品を食べる日を決めておく>
月に一回、古くなった非常食を消費する「ローリングストックデー」を決めてしまいましょう!
毎月何日と決めてしまえば、カレンダーでの管理もしやすいです♪

食品ロスを出さないように上手に管理しましょう♪
防災リュックの非常食は何日分必要?防災リュックの必要性

防災リュックの非常食も、最低3日分は準備しておきましょう!
防災リュックとは、緊急時や非常時にそのまま持ち出せるリュックのことです。
私は正直、「家庭の備蓄とは別に、防災リュックにも食料を準備するの?」と驚いてしまったのですが…。
防災リュックの非常食は家庭用の備蓄食料とは別物なんです!
防災リュックの必要性から用意しておくべき持ち物まで、まるっと見ていきましょう♪
防災リュック非常食はなぜ3日分必要?
こちらも家庭用の備蓄とおなじく、ライフラインが復旧するまでの3日分の食料品が最低限必要になるからです。
せっかく家に非常食を準備していても、いざ災害が起こったときに自宅で救助を待てるかどうかはわかりません。
家が倒壊する危険のあるとき、最低限の荷物を持ってすばやく逃げ出す必要があるのです。
そのため、家庭の備蓄食料とはべつに、防災リュックに避難用の非常食をまとめておくことが大事です!

防災リュックの非常食が何日分必要かわかりましたね!

備蓄も持ち出し用も、最低3~7日分準備すれば安心♪
防災リュックを準備する目的は3つ!何が必要かを考える!
防災リュックを準備する目的は、「避難所まで安全に移動する」「避難所で最低限の暮らしを継続する」「生活をたてなおす」の3つです!
防災リュックを持ち出すのは、災害時何らかの理由で自宅にいられなくなったとき。
そのため、防災リュックに準備しておく持ち物は、自宅にとどまる「在宅避難」のための備蓄とは根本的に異なります。
家を離れたら最後「もう戻れない」想定をして、防災リュックの中身を考えていきましょう!
避難所での生活を想像し、何が何日分必要か考えてみることが大切です。

備蓄用と持ち出し用は別なんだね!

それぞれの特徴を理解して、しっかり準備したいですね!
防災リュックの中身は?食品以外の持ち物を紹介!
防災リュックの持ち物リストには、避難時に使うもの、けがの応急手当てに使うもの、生活の必需品など項目別にわけていくつかあります!
<避難時に使うもの>
- ヘルメット(リュックに入れるというよりそばに置いておく)
- 軍手
- 雨具
- 地図やハザードマップ
<けがの応急手当てに使うもの>
- 消毒液
- ガーゼ
- ばんそうこう
- 脱脂綿
<生活の必需品>
- めがねやコンタクトレンズ
- 補聴器
- 持病の薬
- 子供用のオムツ
- 生理用品
<貴重品>
- お金(小銭と千円札を多めに用意しておく)
- 重要書類のコピー一式
- 家族や大切な人の写真
- 貴重品を身につけておくためのポーチ
<情報を収集するためのもの>
- 携帯ラジオ
- 乾電池式のスマホ充電器
- 有線イヤホン
- 乾電池
<避難生活を支えるもの>
- 除菌用ウェットティッシュ
- 使い捨て携帯トイレ
- トイレットペーパー
- 歯磨きセット
- 防寒具

自分では思いつかない持ち物がいっぱいあるなぁ…。

今回調べてみて、私も驚くことばかりでした!
非常食3日分のリストは?必要な量や食品選びのポイント

大人1人1日分の非常食は、飲料水3Lやご飯3食分などが必要になります!
非常食の食品選びのポイントは、「すぐ食べられるものを入れる」「自分の好きなものを選ぶ」「量よりも種類を重視する」の3つ。
ただでさえ過酷な避難生活、食事にストレスがあったらつらさも倍増してしまいますよね。
避難中の食生活を充実させる、非常食の食品リストや選び方を解説します♪
備蓄するべき食品のリストは?品目ごとに紹介!
大人1人1日分の非常食のリストには、「飲料水」「ごはん」「缶詰」「レトルト・インスタント食品」「お菓子類」があげられます!
必要量の目安は下記のとおりです。
- 飲料水…3L
- ごはん…3食分
- 缶詰…2~3個
- レトルト・インスタント食品…2~3種類
- お菓子類
これらの食品家族の人数分×3日分が、非常食3日分のリストになります♪
次から詳しく、品目ごとに見ていきます!
<飲料水>
飲料水は、調理用も含めて1人あたり1日3Lが必要だと言われています。
特に赤ちゃんがいるご家庭では、粉ミルクの調乳のために多めに備蓄しておきましょう♪
飲み水や調理用以外にも、歯磨きや洗い物、トイレなどの生活用水の準備も必要です。
<ごはん>
お米の非常食には、フリーズドライとアルファ米があります!
特殊製法で作られているアルファ米は、保存期間が長いだけでなく、お湯か水を注ぐだけで食べることができます。
白米はもちろん、炊き込みご飯の非常食など、さまざまな味・種類の商品が開発されています!
<缶詰>
調理不要ですぐに食べることができ、携帯もしやすい缶詰は、非常食に最適の食品です。
味や種類も豊富なので、自分の好きなものを選んでつねに備蓄しておくようにしましょう。
災害時にも食事の満足感をアップしてくれる食品です♪
<レトルト・インスタント食品>
長期保存にすぐれ、味や種類も豊富なレトルト・インスタント食品は非常食の定番。
メニューのレパートリーが広いので、好みに合わせてたくさん種類を用意するようにしましょう。
野菜が入っているものを選べば、ビタミンが不足しがちな避難生活で、栄養バランスを取るのにも一役買ってくれます!
<お菓子類>
強いストレスにさらされる非常時こそ、甘いお菓子が必要です。
小さい子供は特に、災害への不安やショックで食事が食べられなくなることも…。
食べ慣れたお菓子があれば、それだけで精神的な安定にもつながりますよね。
包装を開ければすぐに口にできるので、いざというときのカロリー補給にも役立ちます♪
防災の食品を厳選!非常食を選ぶときのポイント3つ!
非常食を選ぶときには、「すぐ食べられるものを入れる」「自分の好きなものを選ぶ」「量よりも種類を重視する」の3つのポイントが重要になります!
災害が発生すると、電気はもちろんガスも水道も止まってしまうかもしれません。
そのため、包装を開けてすぐ食べられる食品はかならず用意しておくようにしましょう!
また、災害時の避難生活では強い不安やストレスで食欲がわかなくなってしまうもの。
そういうときでも食べたいと思える好物があることは、精神的な助けになってくれます。
なるべく飽きがこないように、豊富な種類の非常食を用意するのも大事なこと!
おなじメニューが連続しないように、できるだけ違う種類の食品をストックするよう工夫しましょう♪

1品1品味が違うほうが、食事の満足度は高くなります!

不安な災害時、食事のストレスくらいは最低限にしたい!
防災食はどこで買える?選び方やおすすめ防災食を紹介!

防災食は、ネットの通販サイトで簡単に手に入れることができます!
また、食品をばらばらに買い集めるよりも、必要な量をひとまとめにしたセットがおすすめ。
各メーカーが防災食のセットを販売しているので、気に入ったものを手に入れましょう♪

防災食はどこで買えるんだろう?

防災食について詳しく解説していきます!
防災食は災害時に特化した食品!非常食との違いについて
災害時に生きのびることを目的とする食事である非常食に対して、防災食は「災害時に特化した食品」ということになります。
非常食は、災害時でも手軽に食べられる食品です。
「長期保存できる」「調理が簡単ですぐ食べられる」「持ち運びが便利」などの条件を満たしていれば、非常食として活用できます。
防災食は災害時の食品として開発されているので、上にあげた条件のすべてにすぐれています!
市販されているセット商品は、栄養バランスも考えた内容になっているんですよ♪
防災食はおおよそ5年の長期保存が可能!
災害用防災食として市販されている商品ならば、5年の賞味期限が標準。
災害用に開発されている防災食は、長期間保存されることを前提に、数年間の賞味期限が設定されています!
中には、10~20年と、かなり長く保存できる防災食もあるようです♪
ローリングストックで定期的に中身を見直すことを考えると、一般家庭なら5~7年の保存期間が妥当ですね。
なお、防災食ではない市販のレトルト食品は、保存期間が1年ほどしかありません。
非常食として常備する場合は、ローリングストックのサイクルを月に1回程度にしましょう!

市販されている防災食は、5年以上も日持ちするんだね!

長期保存ができるからと言って、買ったことを忘れないように注意しましょう♪
防災食どう選ぶ?おすすめの防災食3選を紹介!
ここからは、市販されている防災食のおすすめ3つを紹介していきます♪
【アイリスオーヤマ】非常食セット1人用水入り21点防災グッズ
<内容>
ごはん…白米2食/わかめご飯2食/きのこご飯/野菜入りおかゆ/おかゆ
惣菜…ドライカレー/五目ご飯肉じゃが/筑前煮/きのこ汁/けんちん汁/豚汁
保存水2L(2本)
<賞味期限>
5年

ご飯・惣菜・汁物をバランスよくそろえた、和食中心のセットです♪

アルファ米の調理用に、水がついているのがありがたい!
【Defend Future】栄養バランスを考慮した心も身体も満たされる非常食セット(3日分)
<内容>
ごはん…白米3食/わかめご飯/きのこご飯/五目ごはん/チキンライス
パン…プレーン/チョコ
惣菜…ハンバーグ煮込み/牛丼/野菜カレー/中華風ミートボール
汁物…味噌汁/オニオンスープ/卵スープ
お菓子類…野菜ジュース/ようかん
<賞味期限>
5年

メニューの種類がめちゃくちゃ豊富!

5日分、7日分のセットもあるんですよ♪
【サイボウ】5年保存の非常食・防災グッズを18種類/3日間満足セット
<内容>
ごはん…エビピラフ/チキンライス/ドライカレー/五目ごはん/山菜おこわ/わかめご飯
パン…チョコチップ/コーヒーナッツ/レーズン
惣菜…牛肉大和煮/さんま味噌煮/鶏の照り焼き
汁物…野菜スープ2食/オニオンスープ2食/トマトスープ2食
お菓子類…ビスコ缶/ようかん

防災食がどこで買えるかわかりましたね!

ネットサイトなら、見比べながら選べて便利♪
まとめ

- 家庭用の備蓄食品は最低でも3日分必要!
- 防災リュックの持ち出し用非常食は最低でも3日分必要!
- 非常食は、水・ごはん・缶詰・レトルト食品・お菓子類を人数分用意する!
- 防災食はネットで買えるセットがおすすめ!
いつ起こるかわからない大災害には、普段から備えをしておくことが大切。
防災の食品を万全に準備しておけば、もしものときも安心ですね♪
何が何日分必要なのかを確認して、しっかり備蓄しておきましょう!
非常食をお探しの方には、こちらの商品がおすすめ♪
調理不要ですぐに食べられるレトルトパンは、すぐれものの非常食。
違う味を何日分かにわけて常備しておくのがおすすめです!

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